でも願わくば、一度だけでいいから、九条さんと一言だけお話がしたい。
まっすぐな想いが届いたのか、九条さんとの接点は突然、ある日の朝に訪れた。
「山田さん、ちょっといいかな…?」
仕事での接点もほぼないので、九条さんの方から声をかけてくるなんて一体、何用だろうか?
「なんでしょうか?九条さん…」
目の前に推しがいるのかと思うと、途端に緊張感が増してきた。
でも必死に緊張感を隠した。九条さんに不快な思いをさせないために。
「飯田部長から山田さんは優秀な人材だと聞いてね。新プロジェクトを立ち上げる予定なんだが、もしよかったら山田さんに参加して欲しいんだ」
飯田部長は私の直属の上司だ。いつもお世話になっている上司なので、その上司に裏で褒められていたことを知り、照れ臭かった。
「私でよければ是非とも参加させてください。よろしくお願いします」
頭を下げて、参加の意を伝えた。すると九条さんは満面の笑みを浮かべていた。
「こちらこそよろしくお願いします。早速、本日からこちらの部署へ移動していただけないでしょうか?」
急な異動に、私の心はまだ追いついていないが、九条さんから直々にお願いされたことが嬉しかった。
「分かりました。移動の準備を始めますね」
出勤して早々、席を移動することになるとは思ってもみなかったが、慌てて移動の準備を始めた。
荷物の準備を整えたら、九条さんと一緒に移動した。新しい部署なので、少し離れた場所に新部署のフロアがあった。
まっすぐな想いが届いたのか、九条さんとの接点は突然、ある日の朝に訪れた。
「山田さん、ちょっといいかな…?」
仕事での接点もほぼないので、九条さんの方から声をかけてくるなんて一体、何用だろうか?
「なんでしょうか?九条さん…」
目の前に推しがいるのかと思うと、途端に緊張感が増してきた。
でも必死に緊張感を隠した。九条さんに不快な思いをさせないために。
「飯田部長から山田さんは優秀な人材だと聞いてね。新プロジェクトを立ち上げる予定なんだが、もしよかったら山田さんに参加して欲しいんだ」
飯田部長は私の直属の上司だ。いつもお世話になっている上司なので、その上司に裏で褒められていたことを知り、照れ臭かった。
「私でよければ是非とも参加させてください。よろしくお願いします」
頭を下げて、参加の意を伝えた。すると九条さんは満面の笑みを浮かべていた。
「こちらこそよろしくお願いします。早速、本日からこちらの部署へ移動していただけないでしょうか?」
急な異動に、私の心はまだ追いついていないが、九条さんから直々にお願いされたことが嬉しかった。
「分かりました。移動の準備を始めますね」
出勤して早々、席を移動することになるとは思ってもみなかったが、慌てて移動の準備を始めた。
荷物の準備を整えたら、九条さんと一緒に移動した。新しい部署なので、少し離れた場所に新部署のフロアがあった。
