シロウの城は、商店街とは真逆の方向の、丘の上にあった。 モネ達が向かっていくと、薔薇の咲き誇る庭園で、庭師が仕事をしている。 「ご苦労さま」 「シロウ様!。今お帰りですか?」 「ちょっとね。奥様を連れてきたよ。今日はいい天気だね。」 「随分ご機嫌ですねえ」 「まあね。仕事は適当で良いよ。終わったら今日はお茶でも飲みに来て。母様達が何か出すから。じゃあね。」 薔薇の庭を抜けて、モネはシロウの城に入った。