公園のトイレから帰ろうとしていたカナトは、建物から出ざまに木に登っていくモネを見つけた。 あ、と口を開けて、カナトは遠くから白いワンピースを着たモネが木に登るのを見ていた。 カナトが驚いて見ている間に、モネは木のてっぺんまで登り、何かを掴んで、頭に乗せた。 それが帽子だとカナトに分かったのと、バランスを崩したモネが木から転げ落ちたのは丁度同時だった。 あっと思う間もなく、モネは頭から下へ落ちて、モネの体は地面でバウンドして倒れた。 カナトは走って行って、モネのそばにしゃがみ込んだ。