約束の日


「二年後の今日、僕の家で会おう」
 私の彼氏は、これから引っ越す私にそう言った。
 そして二年が経った。きみの家を訪ねると、きみの母親は告げた。
「あの子は一年前、事故で亡くなったの」
 私が泣きながら家を出ると、
「久しぶり」
 懐かしい、きみの声がした。
 なんだ、私は嘘を言われたのか。
 私はきみと、久しぶりのデートに繰り出した。

「……なんだあいつ、一人で喋ってる――」