また500年後に、白いヒガンバナ咲く丘で

<数日後、フーヴル村>

村長
『おーいヴィンラック、あの子は無事か?』

ヴィンラック
『村長、この通り無事ですよ。』

村長
『きみか、助かってよかったな。』

リディアナ
「助けてくれて本当にありがとうございます。あの…失礼かもしれませんが…。」

村長
『何だい?』

リディアナ
「村の皆さんはどうして私を疑わないんですか?私はよそ者ですから…。」

リディアナの事情は、ヴィンラックから村人たちへ伝えられていました。

村長
『きみは魔法が使えるんだってね。少し見せてもらってもいいかな?』

リディアナ
「…?わ、わかりました。」

リディアナは村長に基礎的な魔法をいくつか披露しました。

村長
『すごいね!これだけの使い手は、この村じゃヴィンラックだけだよ。』

リディアナ
「(そっか…魔法が一般化する前の時代だから…)…ヴィンラックも魔法を?」

ヴィンラック
『村を守る立場だから、戦闘技術と魔法は一通り習得してるよ。』

村長
『それにしてもタイムスリップとはおもしろい。きみの時代ではみんな過去や未来を行き来してるのかい?』