これは恋なの?

「電車来たぞ」

「乗るぞ、ヒマ」

「うん!」

ぷーーっって音がして、ドアが開く。

「ひ、人、多っ」

満員電車ってこれのことを言うのかな?

「ヒマ、壁側に寄れ」

半ば強制的に電車の壁側に追いつめられる。

すると2人がヒマを守るようにヒマの前に立ってくれた。

「ちっ…混んでるな…」

「ヒマ、クッソ見られてるじゃなぇか」

「明日から電車貸切るか…」

新大がボソッと言う。

新大の家はお金持ちだから、感覚が違うんだよね…

こればっかりは涼介もびっくりしている。

貸切りなんて、阻止しなきゃ!

「か、貸切るって何?!無駄にお金使わないで!」

「は?無駄じゃねぇよ」

「確かに必要かもしれないが、できるのか?」

「できるに決まってんだろ!藤原財閥にかかればな!」

「やっぱ新大んとこはすっげぇな!ヒマ、無駄なんかじゃなぇよ!」

「もうっ!それは無駄です!バッカみたいなこと言ってたら駅ついたよ!行くよ!」

2人の手首を握って電車を降りる。

改札を通したら