ヒマたちの担任の先生になった瀬戸口蒼太先生がニコニコしながら言う。
さっきちょっと派手な女の子2人組が
「えぇ~、瀬戸口先生さ、イケメンだし優しそうでよくない?」
「それな思ったぁ~」
って言ってた。
先生に対してそんなこと言うこと、ヒマには勇気がなくてできないけど、可愛らしい女の子2人組だったな。
***
「明日は自己紹介を全員にしてもらおうと思いまーす!」
自己紹介かぁ、何を話せばいいのかな。
「先生、何を話せばいいんすか?」
「えー、何ってなぁに?」
「まったく、そうーじゃなかった、瀬戸口先生!そんなんじゃわかりませんよ!」
副担任になった早坂夏樹先生が割って入ってきた。
「もー、みんなごめんね!テレビを見てくれる?」
早坂先生がテレビの電源を付けた。
PowerPointが映し出されて、それを見るように先生が指示した。
【明日、自己紹介!!
~言うこと~
・名前
・好きな〇〇
・みんなに一言!
そこまで気負わなきていいけど、ちょっと考えてきてね!】
「好きな〇〇は、なんでもいいよ~!好きなお菓子とか、好きなキャラクターとかね!」
うーん、どうしよっかな~。
ヒマは、やっぱキャラクターかな。
ヒマがいっちばん好きなのは、ヒーマーっていうキャラクターなんだよね。
あるあるだろうけど、それにしよう!
あとみんなに一言は~、「お友達たくさんほしいです!一年間よろしくお願いします!」でいいかな!
あれ、中高一貫校だから六年間のほうがいいかな?
「ーーーちゃん?音瀬姫莉ちゃん?お話聞いてるかな?」
早坂先生がヒマの方を見ながら笑顔で聞く。
「っひゃい!」
うぅ、嚙んじゃったぁ…
「ひゃいって、お前なぁ」
「むうっ、ひっどーい!脩ってば!」
「はいはーい、2人とも?仲がいいのは結構だけど、他でやってね!」
「「はぁ~い」」
「それじゃ、明日はよろしくね!」
「じゃあさようならしまーす!みんな立ってー」
瀬戸口先生が指示をする。
みんなが立ってから先生がまた声を出した。
「明日も元気に来てね!」
「「「「「えっ…あ、はい!」」」」」
先生がタメ口で話すからみんなが動揺して変な返事になっちゃった。
「さよーなら!」
「「「「「さよーなら!」」」」」
「また明日ね~、今日は解散!」
「ひまわり、帰ろーぜ!」
「俺ら、ヤギと帰る約束してるんだけど、どお?」
旺汰と脩が声をかけてくれる。
だけど…
「ごめんね、小学校の子たちと帰る約束してるの。だからまた明日ね」
そう、みんなと約束しちゃったから、一緒に帰れないんだよね。
「「ちっ」」
え、今舌打ちした…?
「「してないしてない!」」
「え、なんでわかったの?」
「顔に書いてあるよ?」
「えー、そっかな~?」
3人で話していると男子2人組が声をかけてきた。
「ヒマ、早く帰る準備しろ」
「おいてくぞ~?」
「あ、新大!、涼介!ごめん2人とも!来ちゃったから行くね!ばいばーい!」
金髪で身長がヒマと同じくらいなのが藤原新大。
黒髪で身長がヒマより10センチくらい大きいのが原涼介。
今日は涼介の車で帰らせてもらう予定なんだよね。
リュックにもらった教科書などの荷物を詰め込んで背負う。
うぅ、重いよぅ…
「あー、もうめんどくせぇ!中身半分出せ!」
「俺たちが持って行ってやる!」
「え?」
「涼介、俺社会と国語と理科持つわ」
「おけ。じゃあ俺保体と数学と英語持つ」
「ヒマ、それ以外は持てるな?」
「うん!ありがと、涼介、新大!」
「はいはい。行くぞ」
3人で並んで廊下を歩く。
ヒマは涼介と新大に感謝していて、気づかなかったんだ。
脩、旺汰、そして合流したヤギがヒマたちを見つめていたことにーーーー
さっきちょっと派手な女の子2人組が
「えぇ~、瀬戸口先生さ、イケメンだし優しそうでよくない?」
「それな思ったぁ~」
って言ってた。
先生に対してそんなこと言うこと、ヒマには勇気がなくてできないけど、可愛らしい女の子2人組だったな。
***
「明日は自己紹介を全員にしてもらおうと思いまーす!」
自己紹介かぁ、何を話せばいいのかな。
「先生、何を話せばいいんすか?」
「えー、何ってなぁに?」
「まったく、そうーじゃなかった、瀬戸口先生!そんなんじゃわかりませんよ!」
副担任になった早坂夏樹先生が割って入ってきた。
「もー、みんなごめんね!テレビを見てくれる?」
早坂先生がテレビの電源を付けた。
PowerPointが映し出されて、それを見るように先生が指示した。
【明日、自己紹介!!
~言うこと~
・名前
・好きな〇〇
・みんなに一言!
そこまで気負わなきていいけど、ちょっと考えてきてね!】
「好きな〇〇は、なんでもいいよ~!好きなお菓子とか、好きなキャラクターとかね!」
うーん、どうしよっかな~。
ヒマは、やっぱキャラクターかな。
ヒマがいっちばん好きなのは、ヒーマーっていうキャラクターなんだよね。
あるあるだろうけど、それにしよう!
あとみんなに一言は~、「お友達たくさんほしいです!一年間よろしくお願いします!」でいいかな!
あれ、中高一貫校だから六年間のほうがいいかな?
「ーーーちゃん?音瀬姫莉ちゃん?お話聞いてるかな?」
早坂先生がヒマの方を見ながら笑顔で聞く。
「っひゃい!」
うぅ、嚙んじゃったぁ…
「ひゃいって、お前なぁ」
「むうっ、ひっどーい!脩ってば!」
「はいはーい、2人とも?仲がいいのは結構だけど、他でやってね!」
「「はぁ~い」」
「それじゃ、明日はよろしくね!」
「じゃあさようならしまーす!みんな立ってー」
瀬戸口先生が指示をする。
みんなが立ってから先生がまた声を出した。
「明日も元気に来てね!」
「「「「「えっ…あ、はい!」」」」」
先生がタメ口で話すからみんなが動揺して変な返事になっちゃった。
「さよーなら!」
「「「「「さよーなら!」」」」」
「また明日ね~、今日は解散!」
「ひまわり、帰ろーぜ!」
「俺ら、ヤギと帰る約束してるんだけど、どお?」
旺汰と脩が声をかけてくれる。
だけど…
「ごめんね、小学校の子たちと帰る約束してるの。だからまた明日ね」
そう、みんなと約束しちゃったから、一緒に帰れないんだよね。
「「ちっ」」
え、今舌打ちした…?
「「してないしてない!」」
「え、なんでわかったの?」
「顔に書いてあるよ?」
「えー、そっかな~?」
3人で話していると男子2人組が声をかけてきた。
「ヒマ、早く帰る準備しろ」
「おいてくぞ~?」
「あ、新大!、涼介!ごめん2人とも!来ちゃったから行くね!ばいばーい!」
金髪で身長がヒマと同じくらいなのが藤原新大。
黒髪で身長がヒマより10センチくらい大きいのが原涼介。
今日は涼介の車で帰らせてもらう予定なんだよね。
リュックにもらった教科書などの荷物を詰め込んで背負う。
うぅ、重いよぅ…
「あー、もうめんどくせぇ!中身半分出せ!」
「俺たちが持って行ってやる!」
「え?」
「涼介、俺社会と国語と理科持つわ」
「おけ。じゃあ俺保体と数学と英語持つ」
「ヒマ、それ以外は持てるな?」
「うん!ありがと、涼介、新大!」
「はいはい。行くぞ」
3人で並んで廊下を歩く。
ヒマは涼介と新大に感謝していて、気づかなかったんだ。
脩、旺汰、そして合流したヤギがヒマたちを見つめていたことにーーーー


