無気力御曹司さんが私を離してくれませんっ!

「つきは~!一緒に帰ろー!」


「OK!ちょっと待っててね~!」


「「「「さようなら!」」」」


幸いにもうちは徒歩通学が多いから、一緒に帰れる友達が多い……はず。

何せ私はぼっちですから……。

校門をでて右に曲がる。と、つきはが空を見上げながらわくわくしたように目を輝かせていた。


「どうしたのつきは~。」


「いや、転校生めちゃイケメンさんじゃん!!!」


あー、なるほど。


「まあ確かに顔面偏差値は∞っぽいかなぁ。」


「でしょー!」


まぁ……性格は変人かもしれない。こんな私に話しかけるんだから。


「じゃあね~、また明日!」


「うん!」


あーぁつきはとのおしゃべりの時間が終わってしまった。


「じゃあ、またな。」


「おう!また明日な!」


『おう!また明日な!』と白い歯を見せて眩しいぐらいに笑ってるのは……うちのクラスの陽キャ度No.1、高杉翔太。