無気力御曹司さんが私を離してくれませんっ!

「少し。まあ他人のプライベートに首を突っ込むのはどうかと思うから別にそこまでだ。」


ふーん。案外ちゃんとしてるじゃん


「別にいいですよ。話します。隠すようなことでもないし。」


海斗さんはビックリしたように目を大きく見開いた。


「ただ99%泣き出すのと性格変わりますよ?」


「そこまで無理してまで話さなくても……。」


「いえ、別にいいですよ。ただ話す前にバイトの欠席だけ……」


―プルルルルルプルルルル ガチャ


「はいこちらベーカリー夜の光です。」


この声は……!同期で入った佐々木さん!!!


「佐々木さん、きょーお休みで!」


「乃愛?」


「そー」


「了解、店長にはなんとか話しとく。」


優しすぎる……!


「ほんとに!ガチ感謝!ほんじゃまたね~」


軽い挨拶だとは思うけど……結局これが一番!


「じゃーね」


OK!佐々木さんが優しくてよかった~。あのお店で良かったぁ~!!!


「それじゃあ……話します。私の『トラウマ』について。」