戻らない彼氏の記憶



「ダメに決まってる…」


拳が震えてることに気付いたのか


萌華は言葉を重ねなかった。



「ゴメン…」


静かな教室に響き渡った声。



結局俺1人で帰ることになり、


闇空の下ランニングする。



動き続けなければ、無意識領域に



萌華とのキスがぶり返されるからだ。