戻らない彼氏の記憶


「手繋ぎだけされるってことは



大切に思われてる証拠なんだろうけど



踏み込めなくて…」



前の席に座る里香は身を乗り出し、



「キスしたいって満から


言えば!?」



「それも考えたんだけど



どうしてもだめで…」



「理路整然とふまえたら


当たり前だと思うんだけどなぁ〜」