恋する鏡

家路に着くと


執事が涙ながらに


「夜遅くまで放置しておくのは



身の危険を投じることになるので



心配でしたよ…!」




あからさまな容態に親身になってくれるのは



執事のみだと思い知らされる。




「言ったでしょ。神奈川のどこかにいるから



って。信用しないと駄目よ」




「痛く感心しております…」