恋が降ってくる

放課後。


教室で待ってると──



「よかった。居た居た。



今朝びっくりさせちゃってごめんね」



一息ついた後、



「単刀直入に言うと私達は葛西さんの



恋を応援してるよ」



「えっ」



驚いた。あれは諦めろムードではなかったのか。



「だから躊躇わなくていいの。


正々堂々と戦おうって意味で」



続け様に、



「だからひよらなくて大丈夫なの。



安心して雪村君に構って」



「勝負は目に見えてるけど」



ボソッと呟かれた言葉。




「え?今なんて──」