恋とは明月

「どこのクラスの子ー?」


「編入生じゃないよねー?」



「神君!助けて!」



その叫び声に近づき姿を現したのは神君ではなく



今まで見たことがない階級の美男子だった。



モブ男子達は恐れ多いながらずらかる。



その美少年に話しかけられる前に




神君が私の手を取って



「行こう」



と低くドスの効いたトーンで言うものだから




その声の調子につられた。