恋とは明月

昼ごはんがやってきた。


待ってました!



由香里ちゃんは相変わらず神の元へ。



連れてきて神が放った言葉は、



「呼んでない人いるけど」



「ごめんっ許して?深い意味はないから」



「ふうん。そうかな」



俺のこと低く見てるよね。


態度でわかるよ。


由香里ちゃんがマスクと伊達メガネを外した瞬間。



俺の中で時が止まった。



こんだけ可愛すぎる生物いるか?ってなった。




「緊張でもしてるの?滑稽だね」



心を鷲掴みされた。



恋に近い。神の苦言も気にしなかった。


この世に正と裏が存在するなら


まさしく生の雰囲気をつかさどってる。



俺なんて横に配置していいのか疑う。



「かっわい……」



聞こえてるのか聞こえてないのか弁当の具を箸で刺していく。



俺は見惚れて弁当食べるどころじゃなかった。