「えっ・・・」
まさか、謝られるとは思わなかったので固まってしまう。
ピンク色の綺麗な頭を眺めて、我に返る。
「頭をあげて、バニラ」
バニラはゆっくりと頭をあげる。
「わたくしはマヒル様の侍女だというのに、仕事をおろそかにしてしまいました」
「…うーん。確かにさ、本音を言うとちょっとはムカついたけどさあ」
バニラと目が合うと。
すべてを見透かされているような感覚に陥る。
「他人の為に動くバニラは凄く素敵だと思う」
すわって…と言ってバニラを座らせる。
「この際だから、言わせてもらうけどさ。バニラは他人のためにしか動いていないと思う」
「と、いいますと?」
ティーカップを持ち上げたけど、静かにソーサーの上に置いた。
「バニラは、自分を大事にしていいと思う。妖精と人間は違うのかもしれないけど、他人のために己を犠牲にする必要なんてないんだから。もっと我儘に生きていいと思う」
バニラは「まあ!」と声を漏らして、両手で口を隠した。
すると、目に涙を浮かべだした。
「こんな…神様のような方がわたくしの主人だなんて、わたくしはなんて幸せなのでしょう!」
「いやいやいや。大袈裟!! 言っていること大袈裟。私は神様じゃなくて、人間だから」
「いいえ。わたくしの周りは悪魔ばかりしかいませんでしたから」
なんとなく、バニラの脳裏にいるのはテイリーだなと感じた。
「ありがとうございます。マヒル様。わたくし如きにそのような優しい言葉など」
「だから、大袈裟!!!」
まさか、謝られるとは思わなかったので固まってしまう。
ピンク色の綺麗な頭を眺めて、我に返る。
「頭をあげて、バニラ」
バニラはゆっくりと頭をあげる。
「わたくしはマヒル様の侍女だというのに、仕事をおろそかにしてしまいました」
「…うーん。確かにさ、本音を言うとちょっとはムカついたけどさあ」
バニラと目が合うと。
すべてを見透かされているような感覚に陥る。
「他人の為に動くバニラは凄く素敵だと思う」
すわって…と言ってバニラを座らせる。
「この際だから、言わせてもらうけどさ。バニラは他人のためにしか動いていないと思う」
「と、いいますと?」
ティーカップを持ち上げたけど、静かにソーサーの上に置いた。
「バニラは、自分を大事にしていいと思う。妖精と人間は違うのかもしれないけど、他人のために己を犠牲にする必要なんてないんだから。もっと我儘に生きていいと思う」
バニラは「まあ!」と声を漏らして、両手で口を隠した。
すると、目に涙を浮かべだした。
「こんな…神様のような方がわたくしの主人だなんて、わたくしはなんて幸せなのでしょう!」
「いやいやいや。大袈裟!! 言っていること大袈裟。私は神様じゃなくて、人間だから」
「いいえ。わたくしの周りは悪魔ばかりしかいませんでしたから」
なんとなく、バニラの脳裏にいるのはテイリーだなと感じた。
「ありがとうございます。マヒル様。わたくし如きにそのような優しい言葉など」
「だから、大袈裟!!!」


