「じゃあ、明後日4時にバス停ね。」 私と伊織は一番大きい図書館へ出かける約束をしていた。 それでなくても引っ越してきてから、伊織は案内して、と場所を見つける度に私に言う。 だからしょっちゅう、一緒にでかけている。 園香の事があってから、私は複雑な気持ちになっていた。 恋愛が今大事だとは思えないけど、大事にしている同級生も居る。 なんにも考えていない自分は変なのかもしれない。 恋愛は、自分は何をやっていいか分からないぞ、と私は思った。