エレベーター

夏の夜。散歩から帰ってきた私は、誰もいないエレベーターに乗る。
「今日は遠くまで行き過ぎたな…。」
その瞬間、『ブー!!』と重量オーバーの警告音が辺りに響き渡った。
故障だろうと諦め、私は仕方なく階段を使うことにした。
古いマンションだし、こういうこともあるのかな。

私の部屋の中に入る。
室内は夏とは思えない涼しさで、疲れ果てた体には心地よかった。

…そういえば、エアコンってつけてたっけ。