「お前は天使系アイドルAIKUの事だけを考えろ。彼女のデビューは、プロジェクトの大目玉。社長が大いに期待しているんだ」
プロジェクトの大目玉。
きっとそれはHEAVEN PROJECTのことだ。
今年のスプリングフェスティバルで、それが実行される。
競合事務所から続々とデビューするアイドルグループたちに対抗して、元祖アイドル事務所であるウエストウッド事務所の名を確固たるものにするためのプロジェクト。
その中心となって売り出されるアイドルが、天使系アイドルAIKU。
そう、あいくはこの事務所の未来を背負っている。
そして、俺は天使系アイドルAIKUのマネージャー。
彼女の仕事をマネージメントをする、言わば相棒だ。彼女が売れるもこけるも、俺のマネージメント次第。俺は拳を強く握って、真っすぐと青林さんを見据えた。
同じ過ちは、決しておかさない。
【AOKI side】
