「今日はお前等の命日にしてやる!!!」
「僕のシューズ、オリーブオイルでワックスがけしましたよね!!」
「ステージ衣装の股間の部分に猫ちゃんワッペンつけたの、オメーだろ!!!!」
「右足、折らせろコルァァァァァ!!!!」
「上下関係わからせてやるわ糞ペット共ォォォォ!!!!」
「後輩を貶めるようなこと、しないでくださいっ!!!!」
よくわからないけど、相当ヤンチャなことをして怒らせたらしい。
「みなさまっ!!お待ちください!!!!」
子猫樹理が目をウルウルと潤ませて、叫んだ。
そのか弱い姿に、モップやほうきを振り回して追いかけて来た男たちが、樹理を見つめた。まるでプルプル震える小動物を見るように、彼らはあげていた拳を下ろしたんだ。
「ボクたちは、そんなこと、絶対しません。信じてください……」
「そうそうそうそう」
「そんなことをしたって、意味が無いんです。ウエストウッドドリームの中で、ボクたちとは比べ物にならないくらい、輝きのない皆様にそんなことしたって、何の意味も無いんです……」
「そうそうそうそう。……ん?」
「メリットがあるとすれば、恥をかいている先輩たちを影でクスクス笑って、何も出来ない後輩たちをあざ笑えるくらいです」
「バカ!!そんなこと言ったら、オレらがやったってバレバレじゃねーか!!!」
二人の会話を聞いて、ウエストウッドドリームが更に首を傾げた。
コイツらバカなの?
