「すまない!僕は君の妹であるスカーレットを愛してしまったのだ!だから婚約破棄をして欲しい!」
……マジで言ってるんですか?
私がドン引きして青ざめていると……
「そうだよな、君はショックだと思うが、許して欲しい、真実の愛だし、政略結婚としても、問題が無いはずだ!」
厚かましい奴め、全然私への謝罪になってないでは無いかと思うのだが、そんな怒りよりも、スカーレットを愛するなんて恐ろしいことを本気でしているのかしら……
私からしたらその困惑しか無かった……
するとスカーレットが現れて……
「お姉様ごめんなさい、私愛されたくて愛されたくて、フィリップ様に愛されてしまった以上、気持ちを落ち着けることができませんわ!」
などと私に言ってくる……
ええ知ってるわよそんなこと……
そして私は笑顔で言う……
「分かりましたわ、私の要求は1つ!私の落ち度では無く、フィリップ様のワガママによる婚約破棄であること!こう言う形式であれば、私の将来に影響がわずかで済みますから、後はスカーレットと婚約でも何でも無さって、家同士の関係も継続で構いませんわ!」
「物分かりが良くて助かるよ、もっとも僕は君よりもスカーレットを愛しているのだが!」
およそ感謝しているものの言い方では無いですよね?
どうして私にそういう気持ち悪いドヤを入れてくるのか?
申し訳ない態度には全く見えませんね。
こんなボケと婚約が破棄されて何より、だってこんな奴と結婚生活をしなくて済むのだから……
そして私は知っている、スカーレットを愛している(笑)とはね。
地獄を見るのはお前だよフィリップ様、いえフィリップ?
私は本来ならば激怒するこの場面も、これからのフィリップを思うと同情しかしないのであった。
スカーレットは我が妹ながら恐ろしい存在だということを、あの可愛い顔からは分からないのでしょうから!
姉の私ですら、異常者にしか思えないのだから……
そして私はスカーレットにアドバイスをする。
「愛されて嬉しいのは分かるけど、結婚までは我慢しなさい。結婚したら好きになさって」
「どうしてですか?」
「ドン引きされるからに決まっているでしょう!」
「愛があれば平気ですわ!」
「……分かった分かった、そうね、愛があれば平気よね、でも結婚後ならば余計に法律も味方するから、たまには姉を信じなさい!」
「……よく分からないけど分かりましたわ!」
……ざまぁみろフィリップ、これでお前は逃げることができない!
こうしてフィリップとスカーレットは結婚をした。
私は?と言うと、まぁほどほどの縁談があったので、私も結婚できた。
そして、格別イケメンとかでもないが、同じ地位の伯爵家である夫と、まぁほどほどにいい感じの関係でまったりといると、フィリップがある日突然やってきて、私に意味不明なことを言って来た!
「おい、今からならば結婚してやってもいいぞ!」
何言ってるんだ?こいつは?正気か?
「……フィリップ様?いくら侯爵家のものだからって礼儀知らずにもほどがあるでしょう、私も貴方も結婚をした身ですよ?」
こうして追い返したが、何であんなことを言ったのか想像がつく。
スカーレットは愛が深くて深くて狂っている女だ。
以前、召使にも拘らず、スカーレットを好きになった男がいた。
スカーレットにバレて告白したところ、スカーレットが応じたのだが、その時に大問題が起きた。
内々に処理したので外部には知られてないのだが……
それはというと、スカーレットは召使の男に、自分の排泄物を食べるように要求したのだ!
何故か?スカーレットが言うには、
「もちろん、私だってそんなのが嫌なことは知っていますわ、でも私の事を愛しているのならば、それはできるはずよね?」
これが理屈であり、召使は耐えきれずに泣いて逃げようとしたのを、スカーレットは、
「召使でありながら、私をものにしようとしたこと、お父様に言っていいのかしら?」
そう脅して迫ったらしい。
召使はそれでも泣いて逃げたせいで、すべて発覚したのだ。
その時に、お父様は流石にスカーレットのしたことがまずすぎたので召使に対して、
「流石にそなたをこれからも雇うことはできぬが、主人の娘に手を出そうとした件については、スカーレットの奇行を黙ると言う条件で、不問にして、退職金は出そう」
これに召使は感謝をしたので、知られていなかったのだ。
スカーレットは激怒して、「愛するって言ったのに!」などと言っていたが、私は本気で言ってるこの妹が心底怖くなった……
だから私は知っていた、また同じことをしたに違いない。
フィリップはスカーレットを愛していると言えば言うほど、スカーレットは本気でそれを証明しようと、どれだけ過激な無理難題を言うことか!
だから言ったでしょう?スカーレットを愛するとか正気かと……!
……マジで言ってるんですか?
私がドン引きして青ざめていると……
「そうだよな、君はショックだと思うが、許して欲しい、真実の愛だし、政略結婚としても、問題が無いはずだ!」
厚かましい奴め、全然私への謝罪になってないでは無いかと思うのだが、そんな怒りよりも、スカーレットを愛するなんて恐ろしいことを本気でしているのかしら……
私からしたらその困惑しか無かった……
するとスカーレットが現れて……
「お姉様ごめんなさい、私愛されたくて愛されたくて、フィリップ様に愛されてしまった以上、気持ちを落ち着けることができませんわ!」
などと私に言ってくる……
ええ知ってるわよそんなこと……
そして私は笑顔で言う……
「分かりましたわ、私の要求は1つ!私の落ち度では無く、フィリップ様のワガママによる婚約破棄であること!こう言う形式であれば、私の将来に影響がわずかで済みますから、後はスカーレットと婚約でも何でも無さって、家同士の関係も継続で構いませんわ!」
「物分かりが良くて助かるよ、もっとも僕は君よりもスカーレットを愛しているのだが!」
およそ感謝しているものの言い方では無いですよね?
どうして私にそういう気持ち悪いドヤを入れてくるのか?
申し訳ない態度には全く見えませんね。
こんなボケと婚約が破棄されて何より、だってこんな奴と結婚生活をしなくて済むのだから……
そして私は知っている、スカーレットを愛している(笑)とはね。
地獄を見るのはお前だよフィリップ様、いえフィリップ?
私は本来ならば激怒するこの場面も、これからのフィリップを思うと同情しかしないのであった。
スカーレットは我が妹ながら恐ろしい存在だということを、あの可愛い顔からは分からないのでしょうから!
姉の私ですら、異常者にしか思えないのだから……
そして私はスカーレットにアドバイスをする。
「愛されて嬉しいのは分かるけど、結婚までは我慢しなさい。結婚したら好きになさって」
「どうしてですか?」
「ドン引きされるからに決まっているでしょう!」
「愛があれば平気ですわ!」
「……分かった分かった、そうね、愛があれば平気よね、でも結婚後ならば余計に法律も味方するから、たまには姉を信じなさい!」
「……よく分からないけど分かりましたわ!」
……ざまぁみろフィリップ、これでお前は逃げることができない!
こうしてフィリップとスカーレットは結婚をした。
私は?と言うと、まぁほどほどの縁談があったので、私も結婚できた。
そして、格別イケメンとかでもないが、同じ地位の伯爵家である夫と、まぁほどほどにいい感じの関係でまったりといると、フィリップがある日突然やってきて、私に意味不明なことを言って来た!
「おい、今からならば結婚してやってもいいぞ!」
何言ってるんだ?こいつは?正気か?
「……フィリップ様?いくら侯爵家のものだからって礼儀知らずにもほどがあるでしょう、私も貴方も結婚をした身ですよ?」
こうして追い返したが、何であんなことを言ったのか想像がつく。
スカーレットは愛が深くて深くて狂っている女だ。
以前、召使にも拘らず、スカーレットを好きになった男がいた。
スカーレットにバレて告白したところ、スカーレットが応じたのだが、その時に大問題が起きた。
内々に処理したので外部には知られてないのだが……
それはというと、スカーレットは召使の男に、自分の排泄物を食べるように要求したのだ!
何故か?スカーレットが言うには、
「もちろん、私だってそんなのが嫌なことは知っていますわ、でも私の事を愛しているのならば、それはできるはずよね?」
これが理屈であり、召使は耐えきれずに泣いて逃げようとしたのを、スカーレットは、
「召使でありながら、私をものにしようとしたこと、お父様に言っていいのかしら?」
そう脅して迫ったらしい。
召使はそれでも泣いて逃げたせいで、すべて発覚したのだ。
その時に、お父様は流石にスカーレットのしたことがまずすぎたので召使に対して、
「流石にそなたをこれからも雇うことはできぬが、主人の娘に手を出そうとした件については、スカーレットの奇行を黙ると言う条件で、不問にして、退職金は出そう」
これに召使は感謝をしたので、知られていなかったのだ。
スカーレットは激怒して、「愛するって言ったのに!」などと言っていたが、私は本気で言ってるこの妹が心底怖くなった……
だから私は知っていた、また同じことをしたに違いない。
フィリップはスカーレットを愛していると言えば言うほど、スカーレットは本気でそれを証明しようと、どれだけ過激な無理難題を言うことか!
だから言ったでしょう?スカーレットを愛するとか正気かと……!

