アイドル学園VI〜Brillo Estrella ー ALL STPRS ー LEGACY FILE ー〜

咲羅side

とうとう、私達も卒業する…

今度は"送る側"ではなく、"送られる側"になった

舞や紗耶香を置いていくのはちょっと抵抗があるけど仕方ない(笑)

そして、講堂は静まり返っていた。

冬の光が、ステンドグラスを通してゆっくりと降りてくる。

まるで、今この瞬間だけは時間そのものが止まっているかのように。

照明はやや青みがかった白

沙弥「それでは、Brillo Estrella学園
小等部・中等部・高等部合同の卒業式を行います。」

その声が響いた瞬間。

“終わり”が、確かに始まった。

沙弥「卒業証書授与」

卒業生として見送られる側…

沙弥沙弥「小等部、アイドル科
隼風…紗耶香!」

紗耶香「はい!」

一歩、前へ。

紗耶香は言わずもがな天才小学生作詞作曲家だ

紗耶香「この6年間、ミラクルスターの作詞作曲家として支えてきました。
これからもこの形は変わりません。
そして、先に巣立っていくであろう姉や姉的存在の3人には心から感謝しています。
ありがとうございました!」

紗耶香"らしい"けど(笑)

沙弥「続いて、中等部 アイドル科…」

舞もおめでとう!

沙弥「篠崎…舞!」

舞「この2年…E4として…」

(頑張れ、舞 By 璃也)

璃也くんもいるんだよね〜
昨年、皮肉を込められたからどうしようかな〜(笑)

舞「(璃也くんがいる、お姉ちゃんが卒業…
頑張らないと!)」

頑張れ!舞!!

舞「生徒会長として頑張ってきました。
旧生徒会のメンバーやLUMINA WAVEの先輩方がいたということもあり、支えられながらではありますが頑張ってきました。
来年度も、生徒会長として…
49代目E4として精進して参ります。
ありがとうございました!!」

よく頑張った!舞!!

(頑張ったな!舞!!By 璃也)

3年後が楽しみだ♪

沙弥「続いて、高等部に移ります。」

とうとう、私達の番だ…

沙弥「まずはアイドル科 星乃…ひまり!」

ひまり「はい!」

その少女の背中には、3年間B4で培ってきた想いや姉的存在のルナから受け継いだものを背負っていた

ひまり「私は昨年度卒業したルナと同じく、中等部から転入してきました。
私も卒業することで、さらに高い場所へ行ける気がします。
2人が揃ってこそ、初めて"太陽"に慣れますから!
ここまで、様々なことを教えてくださった教師の皆様、そして何より巣立っていかれた先輩方、本当にありがとうございました!
これからは相方のルナとともに後輩の皆様の太陽になれればと想います。
おまたせ!ルナ!!
そして…未来を後輩達に託します!!
ありがとうございました!!」

良いスピーチだった♪

沙弥「続いて、スクールアイドル科」

私だ♪

沙弥「篠崎…咲羅!」

咲羅「はい!」

ミラクルスターのリーダーとして、舞の姉として…
隼風姉妹の姉的存在として在り続けた…
これからもこの"関係"は変わらない

咲羅「私は小等部より、18代目B4であり、教師でもある隼風姉妹の姉、桃花さんの背中を追い続けてきました。
そして、今は2年連続でB4になれたこと、誇りに思っています。
そして何より!舞には幸せになってほしいですし、これからもミラクルスターのリーダーとして、姉的存在として!
ミラクルスターを支えていければと思っています♪
ありがとうございました!!」

どうだ!!

(よく言った!By 璃也・舞・咲羅以外の当事者)

(チッ やりやがったな…By 璃也)

昨年の仕返しだ♪
代表してね!

沙弥「続いて、デザイナーアイドル科
氷室…紬!」

紬「はい」

"沈黙でデザインする天才"だ

紬「多くは語りませんが、色は感情です。
この学園で過ごした4年間は幸せでした。
妹的存在の2人を残して、卒業することはすごく心苦しいですが、卒業を超えた先で待っています。
そして、何より2年連続で、生徒会という立場を守れたこと、誇りに思っています。
ありがとうございました。」

さすがLUMINA WAVEの姉御(笑)

講堂が、完全に静かになった。

誰も喋らない…
誰も動かない…

沈黙が訪れた

ただ、“終わったこと”だけがそこにあった。

そして…

沙弥「……卒業、おめでとう」

拍手が鳴り響く…
少し遅れて涙混ざりになる

咲羅side END