余所者-よそもの-【 2 】



「5日後とか?」

「明日来いよ」

「あ……明日は、無理」

「お前に用事なんかねぇだろ」

酷い言い方をする。

たしかにそう。

遊ぶ友達なんかいないし、用事もない。

でも。

「身体が……もたない」

「………」

「仕事も、あるし……その」


シドと会うってことは、きっと、こういうことをするってこと。

だから正直に白状した。

多分、今の私の顔は真っ赤。


シドは一瞬呆気にとられたように黙って、すぐに大きな口を開けて笑った。


「悪かったって言ったろ。次は加減する」


本当かな。

そんな目でシドを見た。


「まぁ、慣れもするだろ。お前も体力つけろ」

やっぱり。
最初から手加減する気なんかないじゃない。