余所者-よそもの-【 2 】


────……
──……

寒さに目が覚めた。

いつの間にか、眠ってしまっていたみたい。


隣で眠るシドを起こさないようにベッドを抜け出し、立ち上がろうとした。

──ドサッ。

「……え?」


素っ裸のまま床にへたり込み、唖然とする。

まさか、そんな。

腰に力が入らない。


「どうした」

「ごめん、起こしちゃった……」


眠っていてほしかった。

こんなみっともない姿、見ないでほしい。


「勝手に帰るな」

ベッドから伸びた手が、私の腕を掴んだ。


「服を着たくて……」

「ああ」

必死に前を隠す私に、近づいてきたシド。


「悪かったな。やりすぎた」

「………」

シドは軽々と私を抱き上げ、ベッドに下ろした。