────……
──……
寒さに目が覚めた。
いつの間にか、眠ってしまっていたみたい。
隣で眠るシドを起こさないようにベッドを抜け出し、立ち上がろうとした。
──ドサッ。
「……え?」
素っ裸のまま床にへたり込み、唖然とする。
まさか、そんな。
腰に力が入らない。
「どうした」
「ごめん、起こしちゃった……」
眠っていてほしかった。
こんなみっともない姿、見ないでほしい。
「勝手に帰るな」
ベッドから伸びた手が、私の腕を掴んだ。
「服を着たくて……」
「ああ」
必死に前を隠す私に、近づいてきたシド。
「悪かったな。やりすぎた」
「………」
シドは軽々と私を抱き上げ、ベッドに下ろした。


