冬休みに入り 俺は毎日だらだらと日々を過ごしていた 何をするわけでもなく 何となくゲームしたり 宿題したり 時々友達と会ったり 莉子のことを思い出してみたり その度に忘れようと努力したり そんな何でもない毎日が過ぎていた こんなことをして莉子のことを忘れられたなら、どんなに楽だろうか 忘れて 莉子と普通に接することができたら、どんなに幸せだろうか でもさ。 そんなことばかり考えているってことは やっぱり莉子のこと忘れられてない証拠なんだよな