WANTED / Myth.

どれだけ下りれば気が済むのだろう。


もうすぐ地球の中心なんじゃないか。


暗闇の奥へと延々と下っていくこの階段は、まるで私の尊厳と自由が二度と届かない場所へ向かっているよう。


地響き出して帰りたい。



やがて階段を下りきった先で、重々しい防音扉が開かれる。



視界いっぱいに広がる光景。


嫌だ。







「い....や....」

間抜けな声。




あの忌まわしい実験室。

ガチガチに拘束され、


手首

足首

首元


を金属製のベルトで締め付けられる。

指一本動かすことができない恐怖の中、

天井にはあの不気味な手術室の灯。