年下の王子さまから即プロポーズされて?!

「まあ、もうちょいかな。夕方になったら徐々に魚も動くようになると思うわ」

「そうなんですね」

 一緒に荷物を持って、波止場に向かう。

 思っていたよりもひとがいた。

「ハイ、貸して」

 手を出すように言われる。

「あ、はい」

 ぎゅっと一瞬握られる。……やば、思ってたよりも大きいし綺麗な手だ。

 不覚にもドキッとしてしまう。

「ありがとうございます」

「ん」

 そして手が離れる。