年下の王子さまから即プロポーズされて?!

 そして、親が離婚して兄弟が別々になったことなども聞く。

 わたしは平凡な家庭でのびのびと何の不自由もなく暮らしてきた。

 だから何て声をかけたらよいかわからず、少しだけ戸惑うこともあった。

「まーでも俺は別になんともないんだけどねー」

 わたしが黙り込んでしまったからか、谷口さんは前を見ながら呟いた。

 谷口さんが窓を開けると、橋の上で大きな風が車内に入ってくる。

「気持ちいなー最高!」

「ほんとにーいやー最高ですね」