年下の王子さまから即プロポーズされて?!

 蕎麦代もさらっと払ってくれた。

「ごちそうになってすみません。お弁当作っただけなのに」

「しかも元はと言えば蒼波ちゃんが原因なのにな」

 わたしたちは駅に向かう。あと1歩のところで信号が赤に変わる。

「またさ、こうやって仕事終わりに映画観に行ったりしようよ」

 どうしよう……と思う。だけど王子さまと連絡つかないし、いいよね?

「はい! ぜひ」

 谷口さんに気持ちが傾いてる……? それともわたしは寂しさを埋めようとしているだけ?