年下の王子さまから即プロポーズされて?!

平日ということもあって、中にもひとは数人いるぐらいだった。

「上の方がみやすいからさ」

 と言われて、わたしはついていく。

 大きな白いスクリーンが目の前に広がっている。

「いやー嬉しいわ映画。しかも蒼波ちゃんと来られて」

「わたしも映画好きでよく見に来てたんですけど、働いてからは全然で……」

「そうなんだ、あ、始まる」

 前のスクリーンに映像が流れ始めた。