年下の王子さまから即プロポーズされて?!

 わたしはなんとか仕事にキリをつけて、映画館へ急いだ。

 約束している18時にはなんとか間に合いそうだった。

 着くと、すでに谷口さんが立っていて笑ってわたしを見ていた。

「セーフ! やるじゃん」

 ポンっとまた頭を撫でられる。

「紅茶でよかった?」

 谷口さんの手には飲み物がすでに持たれていた。

「ありがとうございます……」

 わたしは受け取って、それから劇場入り口にふたりで向かった。