年下の王子さまから即プロポーズされて?!

 いつもよりも2時間ぐらい早く目覚ましをかけておきた。

 わたしは枕元にスマホを置いておくのが嫌なので、ジリジリと鳴る目覚まし時計を愛用している。

 寝ぼけ眼でお母さんに挨拶して、そして弁当作りに取り掛かる。

「もしかしてー唯斗くんに作るの?」

 その名前を聞いて完全に目が覚める。

「ま、まあね」

 なんか悔しいから、そういうことにしとく。

 〝ぼくに1ヶ月だけ蒼波さんをください〟

 あんなこと言っておきながら、1ヶ月も続かなかったなー。

 そんなことを考えながら卵を割っていたら、見事に殻が入った。