年下の王子さまから即プロポーズされて?!

 だけど、だけど駅にもどこにも王子さまがいなくて焦る。

 もしかして誤解してない……?

 スマホを取り出すと、王子さまからラインが何件かきていた。

《お疲れ様、大変だね。待ってるから終わったら連絡ください》

《まだかな?》

《会社ってP社で合ってたっけ? 少しでいいから顔見たいから近くに行くね》

 やっぱりさっきいたのは、王子さまだ。

 電話してもラインしても全然繋がらない。

「おい」

 背後から声がしたので振り返る。

 王子さま?! って思ったけど――谷口さんだった。