年下の王子さまから即プロポーズされて?!

 わたしはマフィンとカップを受け取る。

「ありがとうございます、わたしが何かしなきゃいけない立場なのに……」

「いいよいいよ、俺はこうやって大野さんといられるだけでラッキーだし」

「いっつもそれじゃないですか」

 谷口さんと目が合う。

「本気なんだけどなあ」

 ……え? 

 そして目が合ったまま、しばらく時間が過ぎていった。