年下の王子さまから即プロポーズされて?!

「お母さんすみません……」

 と言って、わたしはお母さんに近づくけど反応がない。

 あれ……もしかして泣いてる?

「ごめーん。ちょっと嬉しくてさ、涙出てきたっていうね。あんまり3人揃うことなくなってたからさ、楽しくって。それに蒼波ちゃんもいてくれるから最高よ。すごい縁よねー」

「お母さん……」

「これ、海斗たちのコーヒー。持って行ってくれる? 泣いてたら心配されるから、わたしはちょっとこっち片付けてから行かせて。いやねー海斗とか唯から聞いてると思うけど、3人には色々苦労かけたからさあ。でもいい子たちに育ってるでしょう? 親バカよね」

「親バカではないです! 3人ともすっごく優しくて頼りになって、いっつも助けてもらってます……」

 ダメだ、お母さんの涙見てたらわたしまで泣きそう。きっとわたしには想像も及ばないような苦労をしてきれていたのだろう。

「特に、唯には苦労させたからさー。蒼波ちゃんとまた出会えてよかったわー。ありがとね」