年下の王子さまから即プロポーズされて?!

「蒼波さん」

 ああ、美しすぎる、王子さま……。目を背けたくなるぐらいに美しい。

「おはよう、今日はありがとう」

「めちゃくちゃ母さん楽しみにしてるから、まあ会ったことあるけどね」

「不思議な気分で電車に乗ってた」

「そうなの?」

「色々と思い出してさ……」

 だめだ、王子さまの目見られないや。

「蒼波さん」

「ごめんね……やっぱりわたし海斗のこと……」

「うん」

「まだずっと好きだったんだと思う」

「そうなんだね、大丈夫だよ。ぼくは、そんな蒼波さんをずっと見てたから。ねえ蒼波さん……?」

 ……?

「大好きだよ、ずっとずっと子供の頃から」