年下の王子さまから即プロポーズされて?!

「蒼波と別れてから、だれとも付き合ってないけど」

 地面に向かってぼそっと呟く。

「そ、そうなんだ」

 そして、海斗が立ち止まる。

「あの時は重いとかひどいこと言ってごめんなさい」

 わたしの方をまっすぐに見て言う。

「でもなんていうか、俺も仕事始めたばっかで焦ってたり手一杯で。蒼波のことは本当に本気で。海外に行くことがすぐに決まって、遠恋するぐらいなら別れた方がいいよなって思ってた。それで嘘ついた。でも次会ったら絶対に、もう絶対に離さないって俺は決めてた」

 それから、小さな箱が出てくる。