年下の王子さまから即プロポーズされて?!

 お弁当箱を片付けてくれて、それから手を握られる。

「ぼくは、春くんに比べたら全然大人じゃないかもしれないけど、蒼波さんのことだけは本気だから」

「唯斗くん……」

 ああ、思い出してしまう大学で見たあの光景を。

 唯斗くんはいいって言ってくれるけど、どうしてもやっぱり若者の肌とか姿勢とか美しさとか……どうしても全部比べて、劣ろっていることに引け目を感じている自分がいる。

 まだまだ未来がある唯斗くんにとって、わたしは足枷になるんじゃないかな? とか。

「ありがとう」

 わたしはがんばって微笑む。