雪音だけのライブハウス(リメイク)

いつのまにか、風の音も、木々がざわめく音も見えなくなった。

いま見えるのは「しん…しん…」という雪音だけ。

愛祈琉
「え?この曲は飽きた?もうッ!そんなこと言わないでよ。修児くんが応援してくれたから、私は歌う楽しさを知った。最初に作る曲は”修児くんへのメッセージ”って決めてたんだよ。」



 ― 【願い】作詞作曲:Airu ―

 「私を信じて」なんて とても言えないけど
 きみの苦しみ 全部わかることはできないけど

 はかり知れない孤独に耐えて
 それでもきみは曲がってないんだね
 あたたかな手のひらに いたわり灯しながら

  壊れそうな心を 独りで支え続けてきたんだね
  痛みを知ってるきみだからこそ 誰かの傷を癒せる きっと
  辛いことも苦しいことも越えて それでも澄んだ心を
  濁らせなかったきみにこそ 安らぎの日が訪れますように



修児くん。

自分の寂しさも苦しみもそっちのけで、孤独だった私に寄り添ってくれた、不器用で優しい修児くん。

どうか、安らかに。



―――――END―――――