<その年の冬休み、とある山村>
しん…しん…
サクッ…サクッ…
愛祈琉
「修児くん、帰ってきたよ。元気にしてた?」
母の実家の裏手にある、広い雪原で立ち止まった。
愛祈琉
「私、音楽祭の後、事務所からお誘いがあったけど断ったの。無期限の…活動休止を決めたから。」
しん…しん…
愛祈琉
「歌うのは好きだから辞めないけど…私、音楽活動がしたかったわけじゃないのかもって気づいたの。」
しん…しん…
愛祈琉
「私の歌が何万人に届いて、感動してくれて…すごく嬉しかったけど、何か違った。やっぱり私が歌う1番の理由は…修児くんに届けたいからだった。」
頬を刺していた冷たい風が凪いだ。
愛祈琉
「それじゃあ始めるね。シンガー・Airuのラストライブは、私の人生で最初に作った曲。」
しん…しん…
サクッ…サクッ…
愛祈琉
「修児くん、帰ってきたよ。元気にしてた?」
母の実家の裏手にある、広い雪原で立ち止まった。
愛祈琉
「私、音楽祭の後、事務所からお誘いがあったけど断ったの。無期限の…活動休止を決めたから。」
しん…しん…
愛祈琉
「歌うのは好きだから辞めないけど…私、音楽活動がしたかったわけじゃないのかもって気づいたの。」
しん…しん…
愛祈琉
「私の歌が何万人に届いて、感動してくれて…すごく嬉しかったけど、何か違った。やっぱり私が歌う1番の理由は…修児くんに届けたいからだった。」
頬を刺していた冷たい風が凪いだ。
愛祈琉
「それじゃあ始めるね。シンガー・Airuのラストライブは、私の人生で最初に作った曲。」



