わたしがあいさつをした後、国王陛下は、
「そなたがリディテーヌさんだね。頭を上げなさい。オクタヴィノールから話は聞いている。また、ボードリックス公爵家はデュヴィテール王国の中でも歴史がある名門貴族。以前からその名声はわたしの耳に入っておった。遠いところ、ここまでよく来てくれた」
と応えると、王妃殿下も、
「リディテーヌさん、わたしもオクタヴィノールから話を聞いています。また、わたしの耳にも、ボードリックス公爵家の名声は入っ
ておりました。遠いところ、よく来てくれました。ありがとうございます」
と応える。
わたしは、
「本日はよろしくお願いします」
と言ってもう一度頭を下げた。
そして、国王陛下は話を始める。
「今日あなたに来てもらったのは、オクタヴィノールとの婚約のことを話す為だ。あなたのことは、オクタヴィノールから話は聞いていた。オクタヴィノールによると、あなたは才色兼備で、芯が強いとのこと。以前は、少しわがままで傲慢なところもあったということだが、今ではすっかり心がやさしくなり、穏やかな性格になっているということ。わたしはこうした話を聞き、また、名門ボードリックス公爵家の名声は前から耳に入っていたので、その家の令嬢であれば、礼儀作法の面でも問題はないだろうと思ったので、あなたのことを、オクタヴィノールの妃にふさわしい人物だと思ったのだ。そして、わたしは、オクタヴィノールがお願いをしてきたあなたとの婚約を認める方向になった。しかし、妃というのは、オクタヴィノールを支えるパートナーというだけではなく、わがルクシブルテール王国全体を支える存在でなければならない。ちょうどここにいる王妃のように。それだけ重要な立場だ。その重責を担える人物でありそうなことは、オクタヴィノールの言葉でも理解はできたのだが、やはり、一度会って、確認をしようと思ったのだ。そこで、これからわたしはあなたに対し、三つの点を確認していく。よろしいかな?」
国王陛下は、穏やかな口調ではあるものの、厳しい言葉で話をしてくる。
これだけでも圧倒されてしまいそうだ。
しかし、ここではまずわたしが立ち向かわなくてはいけない。
オクタヴィノール殿下は、ここまでわたしとの婚約の為、一生懸命動いてくれた。
後もう一歩のところだ。
この一歩はわたしが進めなくてはならない。
でも萎縮してしまうのは避けられない。
オクタヴィノール殿下は、
「父上を前にすると、大臣さえも萎縮してしまうことが多い」
と言っていた。
わたしが国王陛下に圧倒され、萎縮してしまうのは、仕方のないことかもしれない。
すると、わたしのそばにいるオクタヴィノール殿下が、
「あなたは芯の強い方。きっと乗り越えることができます」
と微笑みながら励ましてくれた。
そうだ。
わたしはオクタヴィノール殿下の為にも、この難しい局面を乗り越えなければならない!
オクタヴィノール殿下に力をもらったわたしは、
「よろしくお願いします」
と応えて国王陛下の言葉を待った。
国王陛下は。
「では、まず一つ目だ。あなたはオクタヴィノールのことを一生愛していけるほどの熱くて強い想いを持っているのだろうか? そして、オクタヴィノールを一生愛していくことを、あなたはわたしと王妃とオクタヴィノールに誓ってくれるだろうか? それを聞くことにしたい」
と言ってきた。
それに対する返事は決まっている。
「もちろんでございます。わたしはオクタヴィノール殿下のことを一生愛していくほどの想いを持っているのでございます。それほどわたしは、オクタヴィノール殿下のことが大好きなのです。そして、熱くて強い想いを持っているのです。わたしは国王陛下と王妃殿下とオクタヴィノール殿下に、オクタヴィノール殿下を一生愛し続けることを誓います」
わたしは熱意を込めて、そう応えた。
「そなたがリディテーヌさんだね。頭を上げなさい。オクタヴィノールから話は聞いている。また、ボードリックス公爵家はデュヴィテール王国の中でも歴史がある名門貴族。以前からその名声はわたしの耳に入っておった。遠いところ、ここまでよく来てくれた」
と応えると、王妃殿下も、
「リディテーヌさん、わたしもオクタヴィノールから話を聞いています。また、わたしの耳にも、ボードリックス公爵家の名声は入っ
ておりました。遠いところ、よく来てくれました。ありがとうございます」
と応える。
わたしは、
「本日はよろしくお願いします」
と言ってもう一度頭を下げた。
そして、国王陛下は話を始める。
「今日あなたに来てもらったのは、オクタヴィノールとの婚約のことを話す為だ。あなたのことは、オクタヴィノールから話は聞いていた。オクタヴィノールによると、あなたは才色兼備で、芯が強いとのこと。以前は、少しわがままで傲慢なところもあったということだが、今ではすっかり心がやさしくなり、穏やかな性格になっているということ。わたしはこうした話を聞き、また、名門ボードリックス公爵家の名声は前から耳に入っていたので、その家の令嬢であれば、礼儀作法の面でも問題はないだろうと思ったので、あなたのことを、オクタヴィノールの妃にふさわしい人物だと思ったのだ。そして、わたしは、オクタヴィノールがお願いをしてきたあなたとの婚約を認める方向になった。しかし、妃というのは、オクタヴィノールを支えるパートナーというだけではなく、わがルクシブルテール王国全体を支える存在でなければならない。ちょうどここにいる王妃のように。それだけ重要な立場だ。その重責を担える人物でありそうなことは、オクタヴィノールの言葉でも理解はできたのだが、やはり、一度会って、確認をしようと思ったのだ。そこで、これからわたしはあなたに対し、三つの点を確認していく。よろしいかな?」
国王陛下は、穏やかな口調ではあるものの、厳しい言葉で話をしてくる。
これだけでも圧倒されてしまいそうだ。
しかし、ここではまずわたしが立ち向かわなくてはいけない。
オクタヴィノール殿下は、ここまでわたしとの婚約の為、一生懸命動いてくれた。
後もう一歩のところだ。
この一歩はわたしが進めなくてはならない。
でも萎縮してしまうのは避けられない。
オクタヴィノール殿下は、
「父上を前にすると、大臣さえも萎縮してしまうことが多い」
と言っていた。
わたしが国王陛下に圧倒され、萎縮してしまうのは、仕方のないことかもしれない。
すると、わたしのそばにいるオクタヴィノール殿下が、
「あなたは芯の強い方。きっと乗り越えることができます」
と微笑みながら励ましてくれた。
そうだ。
わたしはオクタヴィノール殿下の為にも、この難しい局面を乗り越えなければならない!
オクタヴィノール殿下に力をもらったわたしは、
「よろしくお願いします」
と応えて国王陛下の言葉を待った。
国王陛下は。
「では、まず一つ目だ。あなたはオクタヴィノールのことを一生愛していけるほどの熱くて強い想いを持っているのだろうか? そして、オクタヴィノールを一生愛していくことを、あなたはわたしと王妃とオクタヴィノールに誓ってくれるだろうか? それを聞くことにしたい」
と言ってきた。
それに対する返事は決まっている。
「もちろんでございます。わたしはオクタヴィノール殿下のことを一生愛していくほどの想いを持っているのでございます。それほどわたしは、オクタヴィノール殿下のことが大好きなのです。そして、熱くて強い想いを持っているのです。わたしは国王陛下と王妃殿下とオクタヴィノール殿下に、オクタヴィノール殿下を一生愛し続けることを誓います」
わたしは熱意を込めて、そう応えた。
