ただの幼なじみはもうおしまい!?


私は今この美少年の身体に捕まってることを思い出し急いで離れた。



「す、すみません!」



見ず知らずの人に何をしてるんだ私は!?

しばらくたっても返事がなかったので、気になりもう一度美少年の方を見ると、すっごくこちらを見ていた。



「え、えっと…?」
  


もしかして…怒ってる!?
そりゃそうだよね!?いきなり抱きついたりなんかしたら…



「あの!すみません、何かお詫びを…」



「…茉由?」



「…へ?」


い…いまなんて?
その美少年はたしかに私の名前を言った気がした。



「あの、どうして私の名前…」



「俺のこと分からない?」



美少年は少し悲しそうな顔で私を見つめている。

ん…?この表情どこかで…。

その瞬間、私は一人の顔が浮かんだ。

も…もしかして!?



「い、伊織くん!?」



「そうだよ、久しぶりだね」 



私はあまりの衝撃でしばらく何も言えなかった。

だって、伊織くんがあまりにも男の子になってたから。