ただの幼なじみはもうおしまい!?


『私、引っ越すことになったんだ』



家の近くにある公園で、私は泣くのを我慢するため唇を噛み締めてた。



『え…』


それを聞いた幼なじみの伊織くんは、突然のことに驚いていた。

実際のところ私も、卒業式の直前に言われたので自分が一番驚いてる。


伊織くんとは家が近所なこともあって、物心ついたときからずっと一緒だった。


家族同士も仲が良くてよくお出かけなんかもしていた。


だから、伊織くんがいない生活なんて考えられなかった。