レコーディングが終わった夜のスタジオは、昼間よりも静かで、機材のランプだけが淡く光っていた。
音の余韻がまだ空気のどこかに残っていて、
その静けさは、柚歩の胸の奥にそっと寄り添うようだった。
柚歩は覆面をそっと外した。
布が離れた頬に触れる空気は冷たくて、
胸元のペンダントに触れた指先が、静かに揺れた。
モルガナイトの淡い桃色が、スタジオの薄い光を受けてふっと震える。
その揺れは、今日の声が未来へ向かって伸びていった証のようだった。
「柚歩……」
背後から呼ばれた声は、
スタジオの静けさを壊さないように、そっと落とされた。
振り向くと、琉生が立っていた。
昼間より少しだけ疲れているのに、その目はまっすぐで、静かにそこにあった。
「柚歩……君と、これからの未来を歩きたい」
言葉が胸の奥に落ちるまで、少し時間がかかった。
驚きが静かに広がり、息がふっと止まる。
「……えっ」
声にならない声が漏れた。
柚歩は思わず琉生を見つめ返した。
音の余韻がまだ空気のどこかに残っていて、
その静けさは、柚歩の胸の奥にそっと寄り添うようだった。
柚歩は覆面をそっと外した。
布が離れた頬に触れる空気は冷たくて、
胸元のペンダントに触れた指先が、静かに揺れた。
モルガナイトの淡い桃色が、スタジオの薄い光を受けてふっと震える。
その揺れは、今日の声が未来へ向かって伸びていった証のようだった。
「柚歩……」
背後から呼ばれた声は、
スタジオの静けさを壊さないように、そっと落とされた。
振り向くと、琉生が立っていた。
昼間より少しだけ疲れているのに、その目はまっすぐで、静かにそこにあった。
「柚歩……君と、これからの未来を歩きたい」
言葉が胸の奥に落ちるまで、少し時間がかかった。
驚きが静かに広がり、息がふっと止まる。
「……えっ」
声にならない声が漏れた。
柚歩は思わず琉生を見つめ返した。

