姿を出さない未来を選んだ自分を、
否定することなく、ただ支えてくれる声だった。
柚歩はゆっくりと息を吸った。
覆面の内側で呼吸が整っていく。
胸元のペンダントがふっと揺れ、
ラピスラズリの青が、未来へ進む光のように静かに瞬いた。
「……いける」
小さく呟いたその声は、
自分自身に向けた確かな宣言だった。
優海は、泣きそうな顔でそっとうなずいていた。
胸の奥が震える。
そして——
声が零れた。
覆面の内側で響く声は、
姿を持たないぶん、どこまでも自由で、深かった。
痛みの覆面ではなく、選んだ覆面。
逃げるためではなく、未来へ進むための覆面。
その声は、
柚歩が選んだ未来の最初の一歩として、
スタジオの空気に静かに刻まれていった。
録音ブースの外で、琉生がそっと頷いた。
その頷きは、言葉よりも強く、
柚歩の背中を押してくれた。
ペンダントの青がもう一度揺れた。
その光は、
“声で生きる未来”の航路が、静かに始まったことを示していた。
否定することなく、ただ支えてくれる声だった。
柚歩はゆっくりと息を吸った。
覆面の内側で呼吸が整っていく。
胸元のペンダントがふっと揺れ、
ラピスラズリの青が、未来へ進む光のように静かに瞬いた。
「……いける」
小さく呟いたその声は、
自分自身に向けた確かな宣言だった。
優海は、泣きそうな顔でそっとうなずいていた。
胸の奥が震える。
そして——
声が零れた。
覆面の内側で響く声は、
姿を持たないぶん、どこまでも自由で、深かった。
痛みの覆面ではなく、選んだ覆面。
逃げるためではなく、未来へ進むための覆面。
その声は、
柚歩が選んだ未来の最初の一歩として、
スタジオの空気に静かに刻まれていった。
録音ブースの外で、琉生がそっと頷いた。
その頷きは、言葉よりも強く、
柚歩の背中を押してくれた。
ペンダントの青がもう一度揺れた。
その光は、
“声で生きる未来”の航路が、静かに始まったことを示していた。

