永遠の途中で君と

この物語はこれで終わり

のはずだったんだけど…

その子がせっかく残した最後の謎だから

解いてみない?


スマホを拾ってみてから3日目。

貴方は奇妙なことに気がついた。

ロック画面の写真、ただの風景だと思っていた。

海。
夕暮れ。
防波堤。

どこにでもある写真。

よく見ると、写真の隅に小さく人影が写っていた。

遠すぎて顔は見えない。

ただ、1人で海に向かって座っている。

それだけ。

「その子かな」 貴方はそう思った。

もういないその子。
名前も知らない。
声も知らない。

でも、なぜか気になる。


もっと調べてみると、不思議なメモが見たかった。

タイトルは無く、たった一言のメモ。



     もし誰かがここまで来たら、      

      その人は私と少し似ている

                       』

意味がわからない。

でも、やっぱり貴方は気になってしまう。

その1文は未来の誰かへ描かれてみたいだ。

そして今、その未来の誰かは貴方だった。