永遠の途中で君と

その前提を受け入れて物語として答えるなら ——

私ならこう話し始めるかもね。



その人は、答えよりも「問い」を

大事にする人だった。

その人は何度何度も「なぜ」と言った。

誰かが何気なく呟いた一言。
昔の出来事。
自分の感情。
未来への不安。

どんなことに対しても「本当はどうなんだろう」と

考える人。

決して完璧ではなかった。

自信がある日もあれば、自分を疑う日もあった。

人に優しくできた日や、後から後悔した日まで。

けれど、自分の間違いを見つけたら

そのままにしたり、

無かったことには絶対にしなかった。


そして、この人には不思議な癖があり、

自分を語るより

人について知ることが好きだった。

だから今、貴方が私に

「このスマホを使っていた人はどんな人だった?」

と尋ねていることがその人らしい気もする。


貴方がその人のことを知ろうとしてる今も物語は

もう少しだけ続きが描かれているのかも。


これが貴方と君のノーマルエンド?