その時だった。
コンコン。
個室の扉がノックされる。
「来た来た」
莉美の旦那さんが立ち上がる。
私は何気なくお茶を飲んだ。
そして扉が開く。
「遅れてすみません」
聞き覚えのある声だった。
胸の奥が妙にざわつく。
顔を上げる。
次の瞬間。
持っていた湯呑みを落としそうになった。
「……え?」
視界が止まる。
呼吸も止まる。
そこに立っていたのは。
四か月前。
ホテルのロビーで会ったあの人。
ライブのステージで輝いていたあの人。
天宮 翠だった。
コンコン。
個室の扉がノックされる。
「来た来た」
莉美の旦那さんが立ち上がる。
私は何気なくお茶を飲んだ。
そして扉が開く。
「遅れてすみません」
聞き覚えのある声だった。
胸の奥が妙にざわつく。
顔を上げる。
次の瞬間。
持っていた湯呑みを落としそうになった。
「……え?」
視界が止まる。
呼吸も止まる。
そこに立っていたのは。
四か月前。
ホテルのロビーで会ったあの人。
ライブのステージで輝いていたあの人。
天宮 翠だった。

