10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!


もう一度ギュっと抱きしめられた。

「おまえ、ずるい」
「和馬くん」
「女が、不意打ちでキスなんかするな」
「だって……和馬くんのことが、大好きなんだもん」

あたしが言うと、ガバっと和馬くんが体を離した。

「だ、だから。そんなことを不意打ちで言うなって」

勢いよく立ち上がった和馬くんの顔は、茹でダコ状態だ。

「別に、不意打ちなんかじゃ――」

立ちあがりながら言うと、おもむろに和馬くんに唇をふさがれた。

また酸欠になる。

今度は、さっきよりも少しだけ長いキスだった。

鼓動が一気に暴れ、頬の温度が上昇していく。

「ゆず」
「……?」

「俺も、好きだよ」