10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!


「でも――」

あたしが顔を上げた瞬間、真剣な表情の和馬くんと目が合った。

視線が絡んで、逸らせなくなった。

「か、和馬くん……?」

ドクン、ドクン、ドクン――。

心臓が大きく動く。

呼吸が苦しい。

久しぶりに、こんなに近くで和馬くんの顔を見た。

緊張する。

一瞬だけ、目を伏せ。

また、和馬くんを見上げた。

徐々に近づいてくる、和馬くんの顔。

和馬くんの目があたしの唇に向いて。

ゆっくりと、重なりあった。

グッと丸くなるあたしの目。

息を吸うタイミングを逃してしまい、酸欠状態。